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本やインターネットなどで内容証明の書き方を調べると、よくその使い方を間違えると大きなトラブルに発展することもあります、云々、、とあります。が、あまり気にしないで出しちゃいましょう。もちろん、債権を回収した後も取引を続けたいということなら出さない方がいいと思います。
しかし、こんりんざい取引はしたくない！という相手ならトラブルを恐れる必要がありません。なぜなら、請求をしても全く無視を決め込むような債務者はこちらの波風を立てたくないという気持ちに付け込んでいるだけだからです。むしろ波風を起こすぞという気持ちで調度いいくらいです。
前置きはさておき、内容証明は、必要事項だけに関して、正しくはっきりと書くことが大切です。あいまいな言い回しはあとで厄介なことになりかねません。あいさつ文も不要です。本題だけを明確に書きましょう。
用意するものは、内容証明の市販の用紙、またはワードが入っているパソコン。書き間違えると訂正するのが面倒なのうで、できればパソコンがベストです。パソコンでA4、縦書き（横より威圧感があるかな、、）、罫線を設定して入力します。罫線は縦書きの場合、たて２０字、よこ２６字で設定。横書ならたて２６字、よこ２０字。
使える文字は、ひらがな、カタカナ、漢字、数字。数字は「一二三」や「壱弐参」といった漢数字が一般的。記号もOK、ただしすべて一個を一字として計算されます。一枚に書けるのは、２０字×２６字で５２０字です。一枚に収まらないとその分、料金が上がります。
郵便局がその存在を証明してくれるだけあって、ルールがかなり厳しいです。
回収の文例
当方は、平成〇年〇月〇日、貴殿に対し、金二〇万円を、利息年一割、遅延損害金一割、弁済期を平成△年△月△日と定めてお貸ししました。しかしながら、貴殿は、弁済期が経過しました現在もなおその返済をされておりません。
つきましては、本書到達後二週間以内に、右元本二〇万円およびこれに対する平成〇年〇月〇日から完済まで年一割の割合による利息および遅延損害金年一割をお支払い頂きたく、本書面をもって請求します。
万が一、右期間内にお支払いのない場合は、法的手段、あるいは債権回収業者に売却することを申し添えます。
平成〇年〇月〇日
福岡市中央区〇町〇丁目〇番〇号 ※ハイフンは駄目
〇〇〇〇 印
福岡市博多区△町△丁目△番△号
△△△△殿
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これを3通、封筒、一応印鑑を持って郵便局に行きましょう。
３通用意するのは相手への郵送用、郵便局保管用、自分の保管用です。
封筒は表面は相手の住所氏名、裏はこちらの住所氏名を、内容証明書と全く同じ様に記載しましょう。
印鑑は訂正や漏れがあったときのために一応持って行きましょう。内容証明についた印鑑なら認めでもOKです。また、内容証明郵便を扱っていない郵便局もあるので事前に確認しておきましょう。窓口ではいつ届いたかも証明してくれる配達証明を必ずつけましょう。
料金はもろもろ1,220円です。
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内容証明にかかる費用 |
420円 |
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郵送料 |
80円 |
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書留料 |
420円 |
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配達証明料 |
300円 |
やや面倒ですが、弁護士などに相談する前にひとまずこれを出してみましょう。１，２時間の手間と1,220円の投資です。何かしらリアクションがあるはずです。
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